使用済み太陽光パネルの行方

2018.8.31

8月31日(金)

~どうする⁉使用済みパネル!~

太陽光発電システムは、

CO2を排出しなくて地球に優しくて

発電した電気を使って余れば売れて経済的(^^♪

だから、どんどん普及させて地球温暖化を食い止めよう!!!

と、業界の人間はそんな想いをもって、日々仕事をしています

 

でも、よく聞かれます

発電しなくなったら、パネルってどうするの?

 

ただ一概に「地球に優しい発電方法」

という話だけを信じて普及に勤しんできました

でも、これってリサイクルとかリユースとかできるんだろうか…?

 

将来的にリサイクルもリユースもできないのに普及していったら

むしろ環境汚染の元凶になりかねない!!!

良いと信じて取り組んできた故に、

その問題には目を背けるわけにはいきません

 

まだ業界でも試行段階ですが、

今考えられている方法や取り組みについてご紹介します!

①リユース・中古パネルの買取と販売

中古でも新品より安価な太陽光発電パネルの利用価値は高いです

ネクストエナジーさんの事業の一つである

不要パネルの再生・再利用事業では、

家屋の取り壊しなどで、不要になったパネルを検査した上で

使えるものをランク付けし、リユースパネルとして販売しています。

 

今後、こういったリユース事業は増えていき、

中古パネル市場も盛り上がってくることが予想されます

 

②電材部分とガラス部分で分解しリサイクル!

こちらは、去年の日経オンラインにて報じられた記事です

日経記事:廃パネル問題

ガラスをリサイクルしようにも、太陽電池とガラスの間は

非常に強力な接着剤で接着されており、

切り離しての再利用は難しいとされてきました…

それに対応したのが、250℃に加熱したのホットナイフと呼ばれる機械です

これで、パネルをガラスと電池に分け、

それぞれをリサイクルするという手法です

 

 

以上の2つが、現在考えられている主な方法です。

廃パネルについての課題は山積みですが、

次なる問題解決に太陽光発電業界全体で尽力していきます。

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